国連女子差別撤廃委委員会は3月7日、慰安婦問題を含む日本に対する最終見解を発表しました。
この見解は「強制性」「性奴隷」という表現はないものの、外務省の杉山審議官や、日本のNGOの委員会での発言、又委員会への8点にのぼる意見書の主張を全く無視した、相変わらず軍によって慰安婦が動員され性サービスを行わさせられてた、という従来の見解を踏襲したものでした。
従って慰安婦問題が、軍により遂行された深刻な人権侵害であるとか、教科書に載せさせないようにしたのはけしからんとか、指導者や政治家が元慰安婦を傷つける発言をしないようにとか、被害者の立場に立った補償、教科書記述を要求するなど、全く不当な内容の最終見解です。
「歴史の真実を伝える3者連合」(近現代史研究会、史実を世界に発信する会、なでしこアクション)は、これに強く抗議する意見書を11日、国連事件県委員会、女子差別撤廃委員会宛に提出しました。下記の通りです。
英文:URL http://www.sdh-fact.com/essay-
PDF http://www.sdh-fact.com/CL/
日本文:PDF http://hassin.org/01/wp-
このことは、英文版のNewsletter No.111で下記の通り、
(「史実を世界に発信する会」茂木弘道)