東京国立近代美術館で開催。

横山大観展

横山大観展

はじめて大観を見たのは、
島根県安芸市にある足立美術館。
出雲大社に行った時でした。

富士山が忘れられません。

東京国立近代美術館で開催中とのことで行って来ました。

横山大観展の見どころ

横山大観展で注目してもらいたいのが
40メートルに渡る日本一長い画巻「生々流転(せいせいるてん)」。

この「生々流転」、大正12年9月1日、美術展に公開された3時間後に、関東大震災が発生。
そんな中奇跡的に無傷で発見されたのです。

そんなことを思いながら鑑賞してみてください。

個人的には、生々流転に描かれている人物が妙にコミカルで味わいがありました。

そのほか大観が描く動物たちもゆるく描かれていて、なぜかホッとします。

音声ガイドの最後で語られていた大観の言葉が印象的でした。

「日本人であるのだという個性を腹の底から認め、
私が絵を描いている自信も喜びもここに根ざしている」

音声ガイドを聴きながら鑑賞すると、ただ見て回るよりも作品のエピソードも知ることができ楽しさが増します。
550円ですから是非どうぞ。
 

撮影禁止なのでショップで購入した絵葉書でご覧ください。

 

横山大観
紅葉

 

横山大観
海に囚む十題のうち 海潮四題・秋

 

横山大観
洞庭の月

 

横山大観
群青富士

つい買ってしまった「群青富士」の図録トートバック、850円でした。