「モリのいる場所」は、主人公の「もり」こと画家の熊谷守一(94歳)と妻の秀子(76歳)の何気ない1日を描いた作品。
42歳のとき、秀子(24歳)と結婚。画家としてなんとか食っていけるようになったのは50歳を過ぎてから。
この映画のテーマは、「夫婦愛」、
「愛してる、好きだ、感謝している」などと言葉に出して言わなくても、お互いへの深い敬意と愛情が伝わる映画。
昔の日本映画のように、静かながらも普通の人たちの生きる姿が描かれている作品でした。
樹木希林がステキでした。
テレビドラマ「寺内貫太郎一家」で見た樹木希林演じるお婆さんと、
まったく変わっていないところが、なんだか懐かしくなりました。
山崎努さんも流石ですね。
もりの姪でお手伝いさんの美恵ちゃん役の「池谷のぶえさ」んもいい味出していました。