武漢コロナ(新型コロナ)に関して、様々な情報が大量に流れているが、
その中にどれほど信頼できる情報があるのか見極めようがないように思う。
自分なりの基準を明確に持ち、情報を取捨選択するしかない。
取捨選択する上でとても参考になる情報があったので紹介しておきます。
ぜひ参考にしてください。
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どうか私たち現場の人間が日々、頑張っていることをご理解ください。そうしたお気持ちを持つ方が多いことは励みになります。医療従事者へのエールは素直にうれしく思います。
そして、早くこのような状況を終わらせるためにも、とにかく皆さんは感染しないように、感染を広げないようにふるまっていただきたい。これは強く訴えたいことです。
接触・飛沫感染に注意せよと言われても、具体的に何が大丈夫で何がダメか、わかりにくいことと思います。実際にその細かい線引きはできません。だからこそ「極力人との接触を避ける」「極力外出しない」という大きな方針を打ち出しているのです。それを守ったうえで、手洗いを丁寧にマメに行ってください。
また、特にメディアの方にお願いしたいのは、善意や問題意識からなのでしょうが、常に「国(厚労省)や都のやっていることは間違いだ」といった論調の報道は考えていただきたいところです。
先ほども申し上げたように、日本のこれまでの対応は決して間違っていません。死者数を見れば明らかです。「世界が疑問視している」といった報道ばかりが目立ちますが、海外では日本を評価する報道も出ています。単にそれがあまり紹介されていないだけです。
死者数が少ないことをもっとポジティヴに捉える論調が増えてもいいのではないでしょうか。
私たちは国や都の定めた方針の中で動いており、それに背くことはありません。しかし、国も都も、いろいろと考えたうえで方針を打ち出しています。その決定過程には私たちも関与しています。
明らかに間違った方針が出れば、私たちも声をあげます。そういう判断ができないほど現場の医師たちは馬鹿ではないのです。
情報を取捨選択するための考え方
元産経新聞社月刊「正論」編集長 上島嘉郎のメルマガより
糸井重里さんが、
東日本大震災後の4月25日、Twitterにこんな投稿をしていました。
〈ぼくは、じぶんが参考にする意見としては、「よりスキャンダラスでないほう」を選びます。「より脅かしてないほう」を選びます。「より正義を語らないほう」を選びます。「より失礼でないほう」を選びます。そして「よりユーモアのあるほう」を選びます。〉
私は、糸井さんのこれまでの言動の
すべてに賛同、共感する者ではありませんが、
意見や情報に対するこの姿勢には同感です。もちろん、政府や関係機関が
保身のため情報を隠している可能性を
念頭に置くのは国民として必要です。が、そうした疑念を
補強するかのごとき
「これが真相だ」といった情報にも
無防備であってはならない。とくに現在進行の事象に関しては、
そこに悪意や恣意がなくとも、
都度発信される情報は「経過」にすぎないと
心しておくべきです。そう考えると、糸井さんのツイートが、
不安や恐れにいたずらに揺さぶられない
「常識の立場」なのだと思います。以上の観点から、
この間私が読んだいくつかの
記事を皆さんに御紹介します。正しく怖がり、正しく行動する。
そのための基本的な認識と心構えが
示されています。地上波のテレビに出てくる先生方よりも、
私はずっと信頼できると思いました。。引用元: 錯綜する情報の海の中で(後編)