日本でも2017年5月、「種子法(主要農作物種子法)」が廃止され、さらにその直後に「農業競争力支援強化法」が成立した。

種子法廃止がすでに国会で決まってしまった今、私たちにはもうなすすべはないのか。

私たち日本人は、農薬漬けの遺伝子組み換え作物を食べ続けることになるのか。

すでにモンサント社に汚染されているアメリカでは下記のキャンペーンが始まっています。

https://secure.avaaz.org/campaign/jp/monsanto_dicamba_loc/?cOpfkcb

米モンサント社は、同社が開発した遺伝子組換え作物(GMO)以外の作物を枯らせてしまう除草剤を普及しようとしています。

けれど、米国のある州がこの除草剤を使用禁止にすれば、その決定は世界の先例となるはずです。

100万人のご署名が集まり次第、Avaazは使用の可否を検討する州の公聴会にご署名を提出します。田畑や食物を有毒な化学物質から守るため、キャンペーンにご署名ください!
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米国の農薬・種子大手モンサントは、同社が開発した遺伝組み換え作物(GMO)以外の作物を全て枯らせてしまう、猛毒除草剤「ジカンバ」を普及させようとしています。散布されたジカンバは、風に乗って周辺の田畑にまで飛散します。

でも、この数日間でジカンバを使用禁止にする作戦があります。

ジカンバ飛散の被害を受けている農家1000人からの抗議を受け、現在米アーカンソー州はジカンバの使用禁止を検討しています。禁止が決定された場合、世界中の農薬規制に大きな影響を及ぼす画期的な先例を作ることとなるでしょう。

これを一部の地域問題にとどめておきたいモンサント社は、強力なロビー活動を展開しています。けれど世界各国から100万人のご署名が集まれば、Avaazはご署名をジカンバ使用の可否を問う州の公聴会に提出、「田畑や食物を有毒化学物質から守りたい」という全世界の願いを伝えていきます。キャンペーンにご署名をお願いします。

https://secure.avaaz.org/campaign/jp/monsanto_dicamba_loc/?cOpfkcb

農家の人々が憤慨するのは当然です。というのも、散布されたジカンバは風に乗り、関係のない田畑の作物や樹木を枯らし、土壌や水を汚染するからです。このままだと、農家は「モンサントの遺伝子組み換え種子に切り替える」か「育ててきた作物が枯れるのをなすすべもなく見ているか」という、最悪の選択を迫られることになります。

これは、モンサント社に莫大な利益をもたらす一方、私たちの食糧供給を破壊しかねない危険で汚い農業システムです。

でも、私たちにはこれを阻止する作戦があります。すでに米国の17州がジカンバの調査を開始、そのうち州当局が使用禁止を勧告したアーカンソー州では、まもなく使用の可否を問う投票が行われます。欧州連合(EU)から中南米に至るまで、各国の規制当局がこの投票を注視しています。アーカンソー州において、私たち100万人の署名でモンサント社に立ち向かい、使用禁止を勝ち取ることができれば、この危険な除草剤が世界に普及するのを食い止めることができるはずです。

https://secure.avaaz.org/campaign/jp/monsanto_dicamba_loc/?cOpfkcb

もう何年もの間、Avaazコミュニティは、食糧供給システムを乗っ取ろうとする危険な汚職企業に立ち向かってきました。これはまさに現代版「ダビデとゴリアテの戦い(羊飼いの少年ダビデが巨人ゴリアテに勝利する物語)」です。この闘いで、私たちは勝利を手にしてきました。昨年、アルゼンチンではモンサント社の遺伝子組み換え種子工場の建設計画を撤回させ、またEUでは同社の除草剤「グリホサート」の認可更新を撤回させることに成功しました。今度は新たな闘いが始まるアーカンソー州で、ジカンバ使用禁止を目指して取り組んでいきましょう。

https://secure.avaaz.org/campaign/jp/monsanto_dicamba_loc/?cOpfkcb