本日は勤労感謝の日ですが、
この日は、日本人にとって、
一年で一番大切な日であることを、
ご存知でしたか?
その由来について、
「神道の心を伝える」さんの
facebook投稿に分かりやすく
書かれていましたので、転送します。
【11月23日は新嘗祭】
明日は勤労感謝の日です。
勤労感謝とは名のごとく働く人たちに
感謝をする日、ではありません。
今でこそ勤労感謝の日と呼びますが、
そもそもこの日は一年で一番大切な日、
五穀豊穣に感謝する【新嘗祭】が
執り行われる日なのです。
私たちは、
神様から既に多くのものを頂いています。
その多くが命です。
米や野菜、肉や魚などそれらの命を頂き、
私たちの【命】が保たれているのです。
私たちは多くの場合、
仕事することで命を奪ってます。
つまり、大きな仕事をすると言うことは
それだけ多くの命を奪っていることに繋がります。
古来の仕事は米を作ることでした。
今は米を作ることを仕事と考えた方が
良いでしょう。
つまり、命の源ご米であるのであれば
【米=仕事】を行う全ての者が神に感謝する。
その日が新嘗祭なのです。
また、この祭祀を最も重要な祭祀と
位置付けて来た日本人。
【祈願】よりも【感謝】を優先していたのです。
さらに、その祭祀は天皇陛下の元で執り行われ、
全国の神社でも同じことを行う。
しかも、この新嘗祭、天皇の口から口へと
伝わって来た事だそうです。
五穀豊穣を願い毎年2月に行われる【祈年祭】
ではなく【新嘗祭】を最大の祭祀と位置付けた日本人
そのルーツがここにあります。
また、昔は新嘗祭までは新米を食べる
事はなかったそうです。
今では経済優先になり過ぎ、
こんな大事な事を忘れてしまうような
世の中になっています。
しかし、これは制度の問題です。
ボジョレヌーボーの様に解禁日を設定して、
それまでは新米を食べないとすれば品格や
道徳心を養えるのでは…
是非、明日はお近くの神社に感謝を届けに
行ってみては如何でしょうか?