ノーベル賞は、ダイナマイトなどの爆薬の開発を行ったアルフレッド・ノーベルの遺言によって1901年から始められたもので、人類のために偉大な貢献を成し遂げた人物に授与される世界的な賞です。
ノーベル賞の分野には
- 物理学
- 化学
- 医学
- 文学
- 平和
の5部問しか指定されていません。
それなのに何故「ノーベル経済学賞」なるものが存在するのでしょうか。
「ノーベル経済学賞」なるものの正式名称は、
「アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞」と言います。
そのため、受賞者に与えられる賞金はノーベル基金ではなくスウェーデン国立銀行から拠出されています。
1969年、スウェーデン国立銀行が創立300年を迎えたときに、ノーベル財団に働きかけてノーベル賞に経済学賞を加えたもの。
三橋貴明さんのメルマガによると
一方、ノーベル経済学賞はというと…
その賞を受賞した学者の理論のおかげで、世界の人々の生活が豊かになったとか、株や土地の資産バブルを防いだといったようなことを聞いたことはありません。
むしろ、1997年に賞を受賞したマイロン・ショールズとロバート・マートンが経営に関わった投資ファンドLTCMは、アジア通貨危機による市場の変化を読み誤って破綻しました。
1980年に賞を受賞したローレンス・クラインは、3,000もの方程式で築かれた複雑なモデルを構築しました。このモデルをもとに、米国の石油価格が上昇し、インフレが続く等の長期予測をしましたが、それらの予想はことごとく外れています。
こんな風にずさんな理論に「ノーベル」の名がつくことに我慢ならぬノーベルのひ孫4人は、2001年、「経済学賞はノーベル賞の品位を落とす」という趣旨の手紙をスウェーデンの新聞に公表していています…。
引用元: 『月刊三橋』
前々から経済学というものに疑問を持っていました。
経済学者の言うように政策を行なっても国民が幸せになっていません。
むしろどんどん貧乏になっています。
もう経済学者や財務省の言うことを鵜呑みにするのはやめまましょう。
自分で情報を集め、調べ、自分の頭で考えましょう。